ブログ
≪1≫ごあいさつ
≪2≫今月のはやみさん ~読んで得するお役立ちコラム~
≪3≫今月のスポットライト
~新発売!超低温-11℃、-21℃、-35℃ MCHシリーズ~
≪4≫今月のユーザー訪問記(特別版)
≪5≫デジタル化に思うこと
≪6≫編集後記
あっという間に猛暑が去り、すっかりと秋になってしまいました。
本来ならば、旅行計画やおでかけの話になったり、人気スポットなど行楽でにぎわいそうなエリアなどたくさん紹介されるところでしょうが、コロナ感染の心配から、すっきりとした気分で観光シーズンを満喫するという状況には、ほど遠いような感じです。
弊社の製造する保冷材は、その多くが、百貨店のいわゆるデパ地下や、大型ショッピングモール、行楽地のおみやげ店で消費されています。
コロナ感染拡大による、この「緊急事態宣言」の期間中は、デパートへの買い物客の入場制限や売り場制限などがかけられて、大幅にお客さんの数も売上も減少し、弊社の保冷材も出荷キャンセルの連絡が相次ぎ、本当に大変な思いをした8月9月でした。
その一方で、経済産業省が、経済立て直しの一環で進めている「令和3年度事業再構築補助金」に思い切って応募をしたところ、幸いにも事業承認をいただくことができました。いただく補助金をもとに、新しい、まだ世の中にないタイプの保冷材の製品化をめざして新技術の開発を進めています。
コロナ感染拡大によって受けている弊社の企業ダメージは、実際とても大きいのですが、気持ちは、“負けてたまるか!” です。 世の中のいろいろなものごとの変化が、以前よりもとてもスピーディになったことを実感しますが、弊社は、変わり行く世の中に乗り遅れず、リードする会社でありたいと思っています。
水田
メルマガを購読してくださる皆様、今号もお読みいただきありがとうございます。
経理チームの速水でございます。
コロナ禍で家にいる時間が長くなる今日この頃。否応なしのステイホーム、どうせなら楽しく有意義に過ごしたいものですよね。
今回はおうち時間を利用して・・
身体の硬い人必見!下半身の柔軟性を高めるとっても効果的なストレッチ!
をご紹介します。
お風呂上りや寝る前にやるのがおススメですよ!
胡坐の姿勢で膝が床につかない人、意外と多いんですよね。これは股関節が硬く、可動域が狭い状態になっているからなんです。骨盤のズレや歩行困難にも繋がりますので改善していきましょう!
膝を両手で抑えながらパタパタしてもOK!これを毎日、1ヶ月続けましょう。膝が床につくようになりますよ!
立位体前屈で手が床につかない人、意外と多いんですよね。これは膝裏の筋肉が硬く、カチカチになって膝が真っ直ぐ伸ばせない状態になっているからなんです
このカチカチを改善する、取って置きの方法をお伝えします。
膝の裏が伸びている感じがあればOK!これを毎日、1ヶ月続けましょう。床に手がつくようになりますよ!
開脚して上体を倒せない人、意外と多いんですよね。これは内腿・腿裏の筋肉が硬く、骨盤を前に倒すことができなくなっているからなんです。怪我や腰痛の予防に、股関節や骨盤周囲を緩めていきましょう!
いずれのストレッチも、無理せずに自分のペースで行うことが大切です。
ちなみに私は、体がカチカチで立位体前屈が大の苦手でしたが、上記のストレッチを行なったところ1ヶ月で床にぺったりつくようになりました!
さあ、あなたも1ヶ月後には前屈が得意になっているかも?!
通常の保冷材より低い温度帯を持った軟包装タイプの保冷材です。
通常の保冷材の温度帯は0℃ですが、MCHシリーズは-11℃、-21℃、-35℃の温度帯で様々な用途にご使用いただけます。
○接触冷感マスク保冷材4個付
MCH-50 -11℃
MCH-200 -11℃
MCH-500 -11℃
食品・飲料などの配送(冷蔵品)、ワクチンの配送等
RO水・食塩・防腐剤・安定剤ナイロンポリ(外装袋)
-18℃以下
●保冷時間(外気温30℃)
50g→約90分
200g→約120分
500g→約180分
※上記時間はあくまで目安となります。
条件により異なりますので都度お問い合わせください。
MCH-50 -21℃
MCH-200 -21℃
MCH-500 -21℃
冷凍品・医薬品の配送、ワクチンの配送など
RO水・食塩・防腐剤・安定剤ナイロンポリ(外装袋)
-30℃以下
●保冷時間(外気温30℃)
50g→約100分
200g→約180分
500g→約250分
※上記時間はあくまで目安となります。
条件により異なりますので都度お問い合わせください。
MCH-50 -35℃
MCH-200 -35℃
MCH-500 -35℃
アイスクリーム・医薬品の配送、ワクチンの配送など
RO水・食塩・防腐剤・安定剤ナイロンポリ(外装袋)
-45℃以下
●保冷時間(外気温30℃)
※
保冷時間などにつきましては条件により異なりますので、都度お問い合わせください。
MCHシリーズのお問い合わせは下記までお願い致します。
TEL:055-920-7111
FAX:055-920-7115
Mail: otoiawase@trycompany.co.jp
毎号、ユーザー訪問記では弊社製品をご使用いただいているユーザー様を紹介してきましたが、今号は特別版としてキャッチクールがどんな場面で使用されているか紹介をしていきます。
ユーザー訪問記でも多く紹介してきましたが、保冷材の使用方法で1番多いのは食品のテイクアウトです。洋菓子、精肉、魚介類・お弁当のテイクアウト時にご使用いただいています。近年テイクアウトを始めたお客様も多くなっており需要が増えています。
〇使用保冷材:50g~200g(ナイロン・不織布)
〇使用先 :百貨店、スーパー、洋菓子店、精肉店など
洋菓子や精肉などに比べ、野菜に保冷材を使用するイメージが少ない人も多いと思いますが品種によっては温度を一定に保たないと配送時に傷んでしまうため、保冷材は必須です。
タケノコや葉物野菜などの配送にご使用をいただいております。
〇使用保冷材:200g~500g(主にナイロン)
〇使用先 :JA、ネットスーパーなど
お刺身に保冷材を使用すると聞くと買った後に保冷材がついてくるのをイメージされると思いますが、主に北陸地方ではスーパーで売られているお刺身と一緒に入っているツマの下に凍結された保冷材を入れています。鮮度保持はもちろんボリューム感を出す為に使用されているそうです。
〇使用保冷材:10g~30g(ナイロン)
〇使用先 :スーパー・鮮魚店など
保冷材の需要が高まる時期は、6月~8月と12月です。なぜ12月が忙しいかというとおせち料理の配送に保冷材が使用されるためです。おせち料理の需要はコロナ禍の影響で近年高まっており、それに合わせて保冷材の使用量も増えてきています。年末年始も休まずキャッチクールは活躍しています。
〇使用保冷材:300g~1Kg(ナイロン・不織布)
〇使用先 :百貨店・仕出し料理店など
保冷材は食品に使用されることが多いのですが、食品以外にも使用されています。そのうちの1つが薬品の配送・保管です。薬品は配送や保管時に一定に温度を保つ必要があります。温度はプラスの温度帯やマイナスの温度帯など種類により様々です。今号の「今月のスポットライト」で紹介したMCHシリーズなどの需要も増えてくると予測されます。 近年キャッチクールは様々な場面で活躍をしており、今回ご紹介をさせていただいた使用方法はほんの一部です。お客様のご要望に応える為にサイズ・重量・温度帯など各種取り揃えておりますので鮮度保持でお困りのことがございましたら是非お声がけください。
本稿に関して最初に結論から言うと、デジタル化、またはコンピュータシステムの利用においては、使う側が目的をしっかりと定め、デジタル機器、ソフトウエアの使用方法の習熟、得られるデータをハンドリングする知識が必要ということ。それと将来的にはこれらのことが意識されなくなるかもしれないということ。
最初から何やら難しい話になるのかと思われるかもしれませんが、デジタルとアナログの調和をどのようにとるかって言うお話になれば良いかと思います。
さて、10月に入り夜空には秋の星座が昇ってきます。以前このコーナーでもご紹介したアンドロメダ大星雲も現れます。この星雲についての云々は割愛しますが、これら天体写真を撮るために、昔からは考えられないくらい、デジタル化およびシステム化がなされているということ。
私は高校時代、天文部でした。その頃、星を静止して撮影するには、赤道儀という星の日周運動にあわせて望遠鏡を動かす装置で、日周運動に合わせて移動ノブを時計を見ながら指先の感覚で1分間に1回転させ撮影していました。
今は、この赤道儀にモーターが付き、また、オートガイドという自動的に星の動きに合わせてくれる装置が安価に開発され、それを制御するソフトウエアが世界中にフリーで出回り、だれでも簡単(?)、に撮影できるようになっています。
先月、何ヶ月かぶりに、夜晴天となりさっそく撮影に行ってきました。ただ快晴だけど満月の前日という撮影には厳しい状況でした。この状況下でもなんとかアンドロメダ大星雲を撮影できました。 撮影は機材、パソコンなど準備完了後、パソコンの画面で追尾精度を確認しながらと、一般の方からは想像しにくい撮影風景だと思います。
撮影した画像の一部と画像処理を終えた画像を並べてみます。
上の写真は撮影したままの画像(左)、画像処理後(右)となります。
撮影から、画像処理後まで、すべてコンピュータやそれに必要なアプリケーションが関わって右のようなアンドロメダ大星雲の姿を捉えることができます。
ここで、先ほど【簡単(?)】と書いたのに?がつけてあるのは、これら一連の動作は、コンピュータが自動的にやってくれるわけではないからです。空の状態、明るいのか暗いのか、風があるのかないのか、気温、湿度はどうかといった観察眼、経験値からの作業に伴う機器の設定値のセット。など多くのことがアナログ的な要素をもとにしたデータがあって初めて、コンピュータによって計算し、結果として表示してくれます。
なによりも大切なのは、最終的な画像イメージがはっきりしているということ。
また、これらの機器を扱うには、それなりの知識も必要。機器の使用方法のほか、天体の日周運動や画像処理の知識、それらがうまくバランスされて目標に定めた画像に仕上げることができるのです。
世の中はDXに向け、デジタル化、システム化、AI 化が進んでおりますが、使う側の準備もそれに追いつかないとバランスが取れなくなってしまい、定めた目標をクリアするのは難しいかもしれません。
先日、日本IBMが川崎市に量子コンピュータを設置したことがニュースとなりました。
量子コンピュータが一般化すれば、近い将来、AI、機械学習などとの融合が行われた時、われわれ使う側が、「あぁしたい」「こうしたい」と曖昧な希望を要求するだけで、目的の結果を出してくれるかもしれません。
ここまで進んでくると、2045年問題シンギュラリティ(技術的特異点)とうのが心配になります。これはコンピュータが人類の知能を上回るということです。 みなさんはどう思われますか?
システム担当 鈴木
弊社の所在地である静岡県を含む全国19の都道府県で緊急事態宣言が、9月末で解除されました。
この期間中に、友人と二人で午後7時30分頃、軽く食事しようということになって、NETで開いている店舗を探しましたが、すべての店がすでにオーダーストップでした。(ホームページ上、通常の営業時間を表示している店舗が多かったです。)その日は、外食を諦め、緊急事態宣言下の現実を実感しました。
この不自由さを経験すると、解除された後、人は一気に外食する行動をとるのでないかと思いました。今までも5回の緊急事態宣言が発令された自治体では、解除する度に感染者が増加し、今回の解除でも第6波がくるのではと懸念する専門家もいますので、解除されたからといって、自由に行動しても良いというわけにはいかないでしょう。
コロナが収束した後(アフターコロナ)では、生活スタイルが以前と変わり、在宅勤務(弊社のような製造業では不可能ですが・・)いわゆるリモートワークが増え、外食が減り、生活の楽しみ方が変わってくると思います。
個人の生活スタイルの変化により、観光業や飲食業なども、生き残りをかけて、経営方針を見直す必要性が必然となり、変革に成功した企業も少なくはないようです。 個人的には、豊かに暮らす方法などを改めて見つめなおす機会を得たと、プラス思考で考えたいものです。
高安